エチオジャズへの蛇行

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エチオジャズへの蛇行

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  • サイズ 46判/ページ数 168p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276135727
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C1073

出版社内容情報

エチオジャズ!? それは、エチオピア音楽を震源とする世界の交響。エチオピアの帝政末期(1960年代末~1970年代初頭)に、エチオピア北部のペンタトニックスケール(五音音階)を基調とするエチオジャズが生み出される。それは「エチオピークEthiopiques」シリーズを通してひろまり、各国のミュージシャンやリスナーたちを熱狂させ、大きな影響を与え続けている。エチオジャズは、どんな定義もすり抜け、今日も新たな音楽を生成させていく。

20年以上エチオピアに通う映像人類学者が、自身の逍遥、音楽家との交流を軸に、写真、音源紹介を含めて魅惑の音楽世界を案内する。「エチオジャズとは何か?」と題した、文化人類学者・鈴木裕之氏との対談も収載。

内容説明

エチオジャズ!?それは、エチオピア音楽を震源とする世界の交響。エチオピアの音階をベースにしたジャズ的探求、伝承歌とジャズ、ソウル、ファンク、ロックンロールの融合…どんな定義もすり抜け、今日も新たな音楽を生成させていく!映像人類学者が自身の逍遙、音楽家との交流を軸に描く魅惑の音楽世界。

目次

刺青
フランシスとの出会い
シェレラ・サックス
ムラトゥ・アスタトゥケとの会話
アルメニアの孤児たち
文化芸術のコンダクター、皇帝の光と影
アズマリのジャズ
創造的な結合
東京、なじみある異郷
“対談”エチオジャズとは何か?―「エチオピークEthiopiques」が起こしたムーブメントを中心に―川瀬慈×鈴木裕之
エチオジャズ関連年表

著者等紹介

川瀬慈[カワセイツシ]
1977年岐阜県生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。国立民族学博物館教授。専門は映像人類学。エチオピアの音楽や宗教を対象に多数の民族誌映画を制作。人類学、シネマ、アート、文学の実践の交点から新たな知の創造と話法を探求する。主著に『ストリートの精霊たち』(世界思想社、2018年、鉄犬ヘテロトピア文学賞)、『エチオピア高原の吟遊詩人 うたに生きる者たち』(音楽之友社、2020年、サントリー学芸賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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かふ

21
エチオジャズはエチオピオのジャズということなのだが、本の中にQRコードが付いていてそれが動画サイトとリンクして実際に演奏が聴けるようになっている。それは日本人好みの演歌とかチンドン屋メロディで興味深いものだった。本は地元のミュージシャンにインタビューしたりエチオピアの音楽文化の歴史を紹介というフィールドワークを主体とした本で面白い。その手法がジャズ的な即興演奏というような出たとこ勝負みたいなスタイルなのか、著者もブルーズマンだった(ブルーズと書くところにこだわりがある)。2025/02/16

Go Extreme

1
起源:エチオピア音楽 伝統楽器 五音音階 帝政時代 ハイレ・セラシエ 政治的背景 独立運動 国民アイデンティティ 歴史的発展:1960年代発展 1974年軍事政権 音楽家迫害 海外流出 再評価 国際的広がり 主要アーティスト:ムラトゥ・アスタトゥケ エチオピーク ゲクチョウ・メクリヤ サックス奏者 フランシス・ファルセト 音楽プロデューサー 音楽的特徴:ペンタトニック メロディ 即興演奏 独特なリズム 西洋ジャズ融合 文化的要素 文化的意義:エチオピア文化 表現手段 社会変革影響 音楽の未来 伝統と革新2025/03/19

Sunekosuring

0
図書館本。ジャズ好きな割になんも知らなくて触れたことないものに触れてみようと読んでみた。エチオジャズ、とは本書でも定義は難しそうな印象を受けたがエチオピア発祥の音楽が再発見されジャズと融合し発展してきたもののようだ。本書ではYouTubeがQRで紹介されその一端に触れられるが、驚くことに雅楽を思わせる馴染み深い音であった。ペンタトニックであるからなのがその理由である。五音で構成するとそういう音になることと知らなかった。本から触れる音楽もまたよし。 2025/03/28

林克也

0
川瀬慈さん、ブルーズギター弾きだったんだ。なるほど。 いいな、研究者って。研究成果やその過程を読むだけで済む私にとっては、ですが。2025/01/03

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