内容説明
オルガン愛好家・バッハ演奏家 待望の書,全訳完成!本書は,音楽家が音楽家のために書いたものである。―わたしは本書が,「初歩のオルガニスト」ならびに「研究をすでに相当に進めている人びと」にとって助言者となり,案内人になることを願うものである。
目次
第1部 時代と環境(第1章 バロックの文化;第2章 バロックのオルガン芸術;第3章 バッハのオルガンとオルガン演奏;第4章 バロックのオルガン音楽;第5章 明らかにバッハの作と認められるオルガン作品とその成立年代;第6章 バッハのオルガン作品の演奏について)
第2部 作品(第7章 初期の作品(リューネブルクおよび第1次アルンシュタット時代およそ1700~05年)
第8章 疑わしい作品
第9章 第2次アルンシュタットとミュールハウゼン時代(およそ1706~08年)
第10章 ヴァイマル時代(1708~17年)
第11章 ヴァイマル時代の終りごろとケーテン時代の大作(1717~23年)
第12章 未完作品と編曲作品
第13章 ライプツィヒ時代(1723~30年)
第14章 ライプツィヒ時代―最後の大作(およそ1730~40年)
第15章 管弦楽を伴うオルガン作品
コラール編曲
第16章 コラール前奏曲の音楽言語
第17章 コラール前奏曲の信憑性と成立年代
第18章 コラール・パルティータとコラール・ファンタジー
第19章 アルンシュタット時代の会衆コラール
第20章 コラール・フゲッタ,コラール・フーガとコラール・トリオ
第21章 『オルガン小曲集』とそのほかの小オルガン・コラール
第22章 そのほかの大規模なコラール前奏曲
第23章 18曲のコラール
第24章 6曲のコラール(いわゆるシューブラー・コラール)
第25章 クラヴィーア練習曲集)
第3部(第26章 カノン風変奏曲(〈高き御空より,われは来れり〉による))



