内容説明
専門家かオペラ・ファンの双方に向けて編まれた本書では、欧米におけるワーグナー作品の、上演と受容という独自の観点にしぼって論が展開される。
目次
第1章 ワーグナーを指揮する―メロスの探求
第2章 ワーグナーと歌い手たち
第3章 ワーグナーを演出する
第4章 ワーグナー作品の舞台美術―目に見えるようになった音楽の所作
第5章 ワーグナーに対する「忠実さ」―百周年記念の『指環』再考
第6章 ワーグナーの演奏活動
第7章 1860年から1900年にかけてのヴィーンにおけるワーグナー受容
第8章 バイロイトでの湯治
第9章 レコードに聴くワーグナー―初期の歌唱を再評価する
第10章 アントン・ザイドルとアメリカのワーグナー熱
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