バッハ、神と人のはざまで

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バッハ、神と人のはざまで

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  • サイズ 46判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276130197
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C1073

内容説明

心に去来した様々な断片。世界的バッハの権威・鈴木雅明が綴ったマタイ、ヨハネ、ロ短調ミサ、カンタータ、器楽曲、指揮、オルガン、旅―

目次

1 ヨハネ受難曲
2 ロ短調ミサ曲
3 教会カンタータ
4 世俗カンタータ
5 モテット、クリスマス・オラトリオ
6 バッハと楽器
7 バッハ、時代を超えて
8 オルガンと旅

著者等紹介

鈴木雅明[スズキマサアキ]
指揮者、オルガニスト、チェンバリスト。1990年、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を創設。東京と神戸での定期演奏会に加え、バッハのカンタータ全曲、オルガン、チェンバロ独奏作品など多数のCDを録音制作。またグループを率いて欧米の主要なホール、音楽祭に度々出演して高い評価を積み重ねている。近年はモダン・オーケストラとも頻繁に共演し、レパートリーを広げている。2001年ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章、平成23年紫綬褒章など受章。2012年ライプツィヒ市より「バッハ・メダル」、ロンドン王立音楽院バッハ賞を受賞。2013年第45回サントリー音楽賞をBCJと共に受賞。2015年ドイツ・マインツ大学よりグーテンベルク教育賞を受賞。神戸松蔭女子学院大学客員教授、東京藝術大学名誉教授、オランダ改革派神学大学名誉博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

107
アーノンクール、クイケン、ビルスマ、鈴木秀美の各先生など古楽の専門家が書かれた本を読むと、論理的な精緻さにいつも感動する。本書の鈴木雅明先生にも、楽譜や楽器や歴史を考えに考え抜くという姿勢が共通している。マタイ受難曲とヨハネ受難曲の違い(共観福音書とヨハネ福音書の性格に由来)、バセットヒェンのアリアの意味、和声と対位法の相乗効果、オルガンのレジストレーションの重要性など、とても勉強になることばかり。マタイに人気が集まる中で、「ヨハネ受難曲はともかく辛い作品です」との一言に、演奏者としての万感が籠っている。2023/01/10

ムーミン2号

7
バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)という古楽演奏団体の音楽監督である鈴木雅明氏が、BCJの定期公演プログラムの「巻頭言」に書き綴って来られたものを編集したのが本書で、ほぼ、バッハの音楽について書かれている。それは専門的すぎず、かと言って全くの素人相手のものではないもので、ワタシのような音楽は好きでも素人にほぼ近い人間でも理解はできる。理解はできても、やはり楽譜なり、対訳なりを見ながら書かれていることを検証しなければ、音楽ひいてはバッハの理解に近づくことはできない。そうすることで聴く楽しみは増すだろう。2022/05/22

おだまん

4
BCJ創設者、鈴木雅明マエストロの、バッハに対するリスペクトの念に溢れた文章。心を打つあの素晴らしい音楽を奏でられるのも納得。2021/07/12

どら猫さとっち

3
バッハを中心に、バロックからロマン派音楽まで幅広い曲目の演奏で、今年創立30年を迎えたバッハ・コレギウム・ジャパン。その創設者の鈴木雅明が、これまでのバッハの音楽の想いを綴った回想録。僕も彼の指揮と演奏はとても好きで、演奏会にも何度も行った。マタイ受難曲、ミサ曲ロ短調、カンタータに器楽曲など、自身のエピソードを交えながら語るのが面白いし、音楽に対する熱い想いが伺える。これを機に、バッハの世界に、バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏に触れてみてはいかがだろう。2021/05/03

Sadahiro Kitagawa

2
芸術である前に信仰であったからこそ、バッハの曲にはここまで多くの意味がこめられているにもかかわらず音楽としての完全性も備わることができたのであろうか。前に読んだフェルナン・ブイヨンの『粗い石』にいうところの「信仰のないところに美はない。」をそのまま音楽に当てはめるというのはこういうことなのだろう。『粗い石』は建築の話だったけれど。 1000曲以上あるバッハの曲をここまで掘り下げて研究すること自体もまた信仰と言えるのではないだろうか。2022/04/15

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