内容説明
現場のセラピストの目でまとめた、精神科領域で行われる音楽療法入門書。
目次
第1章 日本における精神科医療への音楽療法の導入
第2章 精神科医療におけるさまざまな療法
第3章 精神科医療における音楽療法の意味
第4章 精神科医療における音楽療法の対象
第5章 治療の場所と音楽療法
第6章 音楽療法の形態とその特性
第7章 精神科で行われる音楽療法のいろいろ
第8章 音楽療法におけるプログラムと脱プログラム
第9章 疾患とそれに対応する音楽療法
著者等紹介
久保田牧子[クボタマキコ]
昭和音楽大学助教授。東京生れ。東京学芸大学で音楽学を専攻し、故土田貞夫教授に師事。「音楽療法」を卒論テーマとしたことで、故桜林仁教授に指導を受ける。在学中、障害児教育も学ぶ。卒論研究として、1974年精神科医師の村井靖児氏の下で、東横恵愛病院での音楽療法実践に携わり、研修のため渡独期間があるが、現在に至る。北里大学東病院の精神神経科・神経内科や、身体疾患領域の消化器内外・外科、および緩和ケアで音楽療法を行う一方、発達障害児の音楽療法にも取り組んでいる。日本音楽療法学会認定音楽療法士。日本音楽療法学会評議員
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