内容説明
音楽療法を支える基本的な考え方についてわかりやすく、できるかぎり系統的に述べるとともに、読者に対する問いかけやセッションの採譜などを織り込み、音楽療法について学ぼうとする人々にとって、迷いのない道しるべを示す。
目次
1 音楽は人と人とをつなぐ
2 音楽療法の歴史をひもとく
3 音楽療法における音楽
4 音楽療法を支えるスピリット
5 音楽への愛
6 具体的に観ること
7 セラピーの枠の話
8 記録、評価、目標について
9 ふみちゃん「不思議!」―広汎性発達障害の女児との交流過程から
10 読者へのメッセージ
追補 即興演奏のための基礎知識
著者等紹介
石村真紀[イシムラマキ]
1967年西宮生まれ。大阪教育大学大学院修士課程(音楽教育学)修了。ロンドンのシティ大学ノードフ=ロビンズ音楽療法センターにて音楽療法ディプロマ取得(1992年)。同志社女子大学専任講師を経て、相愛大学音楽学部助教授。おもに発達障害の子どもを対象に、高槻赤十字病院小児科部、京都国際音楽療法センターなどにて臨床を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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