出版社内容情報
好評既刊『平田紀子のちょっと嬉しい伴奏が弾きたい』『同もっと嬉しい伴奏が弾きたい』から抜粋した決定版。豊富な実践例掲載。
好評既刊『平田紀子のちょっと嬉しい伴奏が弾きたい』と『同もっと嬉しい伴奏が弾きたい』から「いいとこどり」した決定版企画。『ちょっと~』からは、平田流伴奏法のエッセンスを、『もっと~』からは、現場で重宝がられる歌謡史年表(圧縮版)と全曲譜をそのまま残した。この流儀でほかにどの曲が弾けるか、という実践例に、療法と教育、ともに最新の動向に接する著者ならではのアイディアを活かした。巻末の曲名索引は、クライエントが歌いやすいキーを提示して、きわめて実用的。
はじめに
1.つい声が出てしまう! 歌いやすい伴奏とは
音楽療法の伴奏の特徴
幼稚に聴こえない左手のコツ
コードの押さえ方ひと工夫
アルペジオ奏法の秘訣~こざっぱりこぎれいに
2.リズミカルに! リズムを弾こう
伴奏に使われるリズムパターン:基本編
さらにリズムパターン:お楽しみ編
まだまだリズムパターン:技あり編
3.気分よく歌えるあの手・この手
決めるところはパキッと決めたい
さらに雰囲気を出したい
4.もっと嬉しい伴奏が弾きたい
コードワーク(和音)の工夫で楽しむ
対旋律やベースラインの工夫で楽しむ
「それらしく、なんとなく」奏法
練習のヒント
メリハリを出そう
5.歌謡史&全曲譜
歌謡史――明治時代、大正時代、昭和時代(戦前)、昭和時代(戦後?@、?A)、平成時代
全曲譜――ソーラン節、ペチカ、琵琶湖周航の歌、七つの子、雨ふりお月、東京音頭、お座敷小唄、港が見える丘、長崎は今日も雨だった、東京ブギウギ、憧れのハワイ航路、上海帰りのリル、お富さん、上を向いて歩こう、銀座の恋の物語、恋のバカンス、君恋し、君といつまでも、喝采、いい日旅立ち、異邦人、熱き心に
【著者紹介】
東京音楽大学ピアノ科卒業。精神科病院勤務を経て、現在、高齢者や機能訓練の現場で音楽療法を実践。日本音楽療法学会認定音楽療法士。東邦音楽大学専任講師、東京音楽大学非常勤講師。
内容説明
音楽療法の伴奏のコツ。伴奏に使われるリズムパターン。気分よく歌ってもらう決め技。コードワークやベースラインの工夫。明治・大正・昭和の歌謡史。全24曲の全曲伴奏譜。
目次
1 つい声が出てしまう!歌いやすい伴奏とは(音楽療法の伴奏の特徴;幼稚に聴こえない左手のコツ;コードの押さえ方ひと工夫;アルペジオ奏法の秘訣―こざっぱりこぎれいに)
2 リズミカルに!リズムを弾こう(伴奏に使われるリズムパターン―1・基本編;さらにリズムパターン―2・お楽しみ編;まだまだリズムパターン―3・技あり編)
3 気分よく歌えるあの手・この手(決める所はパキッと決めたい;さらに雰囲気を出したい)
4 もっと嬉しい伴奏が弾きたい(コードワーク(和声)の工夫で楽しむ
対旋律やベースラインの工夫で楽しむ
「それらしく、なんとなく」奏法)
歌謡史&全曲譜
著者等紹介
平田紀子[ヒラタノリコ]
東京音楽大学ピアノ科卒業。精神科病院勤務を経て、高齢者・機能訓練・がん患者サポートの現場で音楽療法を実践。日本音楽療法学会認定音楽療法士。東邦音楽大学専任講師。千葉大学看護学部非常勤講師。全国の研究会やセミナーで講師に東奔西走する。また演芸場・古典芸能イベントにて編曲・伴奏を担当。「ダーリン寄席」主催。日本演芸家連合所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。