出版社内容情報
ニコラス・クック[クック ニコラス]
著・文・その他
福中 冬子[フクナカ フユコ]
翻訳
内容説明
音楽はリアルな世界で行為する。西洋クラシック、フォーク、ジャズ、ロック、ポップ、そしてボーカロイド音楽。ちがいを超え、「音楽」を見つめる新たな旅へ。音楽学、文化人類学、芸術社会学…ケンブリッジ大学名誉教授が視る音楽文化研究の現在。
目次
第1章 瞬間の音楽(ともに老いていくこと;知ることと演奏すること ほか)
第2章 音楽において考える(文化としての音楽;聴くために書くということ ほか)
第3章 過去の現前(自己を表現すること;音の記念碑 ほか)
第4章 Music2.0(音楽、科学技術、生活様式;ディジタル参画と音楽様式 ほか)
第5章 グローバル世界の音楽(音楽とグローバル化;世界諸音楽 ほか)
著者等紹介
クック,ニコラス[クック,ニコラス] [Cook,Nicholas]
ブリティッシュ・アカデミー会員。香港大学、シドニー大学、サウサンプトン大学を経て、ケンブリッジ大学1684音楽教授(2009~2017)。現在同大学名誉教授。博士論文(ケンブリッジ大学、1984年)は楽曲分析と聴取体験の関係を美学的に論じるもの。専門は楽曲分析理論および19世紀~20世紀西洋音楽史研究。録音音楽歴史分析研究所(The AHRC Research Centre for the History and Analysis of Recorded Music)での研究を通じて、録音や演奏の検証を通じた西洋音楽の社会史研究を牽引してきた
福中冬子[フクナカフユコ]
東京藝術大学音楽学部教授(音楽学)。研究領域は20世紀~21世紀音楽(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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