出版社内容情報
イタリア・オペラの誕生から現代までの全歴史を1冊にまとめた本。作曲家と作品だけでなく、歌唱様式、各時代の名指揮者・名歌手、劇場など、イタリア・オペラの全体像を描き出す。
内容説明
オペラ愛好者のバイブル、誕生!作曲家の国籍や初演地にかかわらず、イタリア語の台本に作曲された歌劇について、作曲家、作品、台本、時代、劇場、演奏など、すべてに目配りして記述された、世界でも類例のないイタリア・オペラ通史!年表(ディスク情報付)、文献案内、索引など、資料も充実。
目次
序 オペラとその歴史の基本理解
2 オペラが誕生するまで(前史に関する考察)
2 初期バロックの宮廷オペラ(一五九八~一六三六)
3 中期バロックのイタリア・オペラ(一六三七~八〇)
4 後期バロックのイタリア・オペラ(一六八一~一七三〇)
5 メタスタージオの時代(一七三一~七〇)
6 古典期のイタリア・オペラ(一七七一~一八〇〇)
7 ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティの時代(一八〇一~四〇)
8 ヴェルディとその時代(一八四一~八〇)
9 ヴェリズモとプッチーニの時代(一八八一~一九二四)
10 プッチーニの死から現在まで(一九二五~二〇〇六)
著者等紹介
水谷彰良[ミズタニアキラ]
1957年東京生まれ。イタリア・オペラと上演史、歌手と歌唱法をテーマに研究、執筆、講義を行う。日本ロッシーニ協会事務局長・副会長。2006年現在、フェリス女学院大学オープンカレッジおよび朝日カルチャーセンター(新宿)講師。国立音楽大学/同大学院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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