新名曲が語る音楽史―アナリーゼで解き明かす グレゴリオ聖歌からポピュラー音楽まで

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新名曲が語る音楽史―アナリーゼで解き明かす グレゴリオ聖歌からポピュラー音楽まで

  • 田村 和紀夫【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 音楽之友社(2008/11発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 210p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784276110151
  • NDC分類 762
  • Cコード C1073

出版社内容情報

好評『名曲が語る音楽史』改訂版。「バロック」第1章が新たに書き下ろされ、「現代」の内容が一新。グレゴリオ聖歌からポピュラー音楽までを網羅。

著者紹介:田村和紀夫(タムラワキオ)
尚美学園大学教授。芸術情報学部で西洋音楽史と音楽美学を担当。

目次

第1部 中世とルネサンス(祈りの音楽的形姿―グレゴリオ聖歌の特質と魅力;西洋音楽の始動―中世世界の投影:初期多声音楽;カデンツの成立―デュファイが築いた西洋音楽の基礎)
第2部 バロック(感情表現としての音楽―通奏低音の発生;音楽の「目覚め」―バロックにおける拍子の発見;「海」としてのバッハ―その時代性と超時代性)
第3部 古典派(シンフォニーとソナタの誕生―近代社会と音楽の諸相;古典派の形式原理―“フィガロ”が解き明かす「ソナタ形式」;ミューズの贈り物―モーツァルト的なものを求めて;器楽の最終解答―ベートーヴェンの最後のピアノ・ソナタ)
第4部 ロマン派(“魔王”が開示した世界―ロマン派の表現領域;ロマン派の俯瞰図―ピアノ音楽で辿る19世紀;示導動機と感情表現―“トリスタン”の深層心理;「子守歌」としての芸術―ブラームスのロマンティシズム)
第5部 現代(新しい響きを求めて―調性を超える道;「現代音楽」としてのポピュラー音楽)

著者等紹介

田村和紀夫[タムラワキオ]
1952年、石川県七尾市生まれ。国立音楽大学楽理科を卒業、同大学院修士課程を修了、音楽学を専攻する。現在、尚美学園大学教授。芸術情報学部で西洋音楽史と音楽美学を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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nobi

41
グレゴリオ聖歌など“モノフォニーは稚拙で、ポリフォニーは高級−こうした考えはまず捨て去らねばならない”との見識は衝撃だった。同様に中世から現代に至る楽曲の変遷を精緻で核心を突いた独自の楽曲分析踏まえて生き生きと描いてゆく。旋律的側面と和声的側面を完璧に調和させたバッハ、モーツァルトの響きの透明さと前進駆動に駆り立てられる躍動感、ベートーヴェン最後のピアノソナタはなぜ2楽章か、シューベルト「魔王」が長調と短調の間を縫うようにして進行することで表す父親の心理、存在の様態、等々視点も表現も魅惑的な音楽聴くよう。2025/06/09

Wataru Hoshii

2
音楽史の記述は、しばしば事項の羅列と中途半端な楽理解説に終わることが多いのだが、「どうして人々がこういう響きを求めるようになったのか、そしてそれはどのようにして音楽的に実現されているのか」というユニークな視点から記述されているのが本書。西洋音楽史の中心にあるのが調性システムであり、そのシステムを人々がどのように活用してきたか(それは現代のポピュラー音楽の中でさらに発展している)を分析するべきだという議論は明快。ただ、和声法を少しかじっただけの僕にはなかなか歯ごたえのある記述だった。面白いけど難しい。2013/05/22

ユミセツカヤ

1
バッハのアナリーゼが少しでも知ることができたら、と思い手に取った本だったが、人間の音楽の捉え方の変遷を垣間見る事ができた。 アナリーゼを通して様々な作曲家の片鱗に触れることができ、その作品を弾いてみたくなった。自分の力不足、知らなかった事がたくさんあることに気づいたけれど、音楽について書かれた文章を読むのは楽しい、と思わせてくれた。バッハのところだけ読めばいいや、くらいだったのに、結局最後まで読んでしまった。2024/07/16

たけぞう

1
とても面白く読んだ。中世から現代までの様々な作品を分析し読み解いていく中で、西洋音楽の変遷を眺めてみようという本。鋭く切り込むような指摘がそこかしこにある。和声の初歩的な知識があれば内容についていくことはできると思う。2014/08/02

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