音楽の文章セミナー―プログラム・ノートから論文まで (改訂版)

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音楽の文章セミナー―プログラム・ノートから論文まで (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784276101524
  • NDC分類 760.7
  • Cコード C1073

出版社内容情報

音楽について文章で記述するときに必要な心構え、知識、情報源などを解りやすく解説した実践的手引書。定評ある同名書の加筆改訂版。

音楽を文章で表現するのは難しい――「いざ作品の主題の特徴を文章で表現するとなると、それがなかなかできないのである。たとえば、ベートーヴェンの《運命》交響曲の第1楽章冒頭の主題動機を説明するのに、『タ・タ・タ・ター』としか表現できないのは、いかがなものだろうか」(同書「はじめに」より)。音楽ブログ、曲目解説、ライナー・ノート、演奏批評、作品分析、学位論文……音楽について文章で記述するときに必要な心構え、知識、情報源などをわかりやすく解説。音楽大学授業でも多数採用されているロングセラーの改訂版。上記文章を書く際に欠かせない独創的な視点の見つけ方、情報検索や引用の方法、そして主題・形式・和声などの音楽的現象を言語化する際に必要な基礎能力をつけるための実践的手引き書。今回の改訂では、初版発行時から大きく環境が変わったインターネット検索などについて大幅に加筆・修正を加えている。

はじめに
【I 音楽的リテラシーを身につける】
■第1章 音楽とリテラシー
1-1 音楽リテラシーとは
1-2 音楽的リテラシーとは
■第2章 音楽の文章を知る
2-1 音楽の文章の特殊性を知る
2-2 音楽の文章を分類する
2-3 音楽の文章を吟味する
■第3章 独創的な視点を見つける
3-1 独創的な視点を見つける〈その1〉
3-2 独創的な視点を見つける〈その2〉
3-3 演奏家の視点を活かす
■第4章 音楽情報を探す
4-1 音楽事(辞)典
4-2『音楽文献目録』
4-3 音楽研究に役立つデータベース
4-4 データベースを活用する
4-5 検索エンジンを活用する
4-6 デジタル・アーカイブ
4-7 ウェブ上での検索の落とし穴
COLUMN 外国語文献の検索
■第5章 音楽情報を選ぶ・読む
5-1 音楽文献を吟味する
5-2 外国語文献を活用する
5-3 音楽情報を入手する
■第6章 音楽論文を書く
6-1 計画を立てる
6-2 音楽文献を読む
6-3 音楽論文の構成を考える
6-4 音楽論文を書く
6-5 引用と注を書く
6-6 楽譜を引用する
6-7 写真やインタビューを掲載する
6-8 ウェブからの引用
COLUMN 著作権と楽譜の引用
【II 音楽の文章表現を身につける】
■第7章 主題を説明する
7-1 「フーガ主題の宝庫」
7-2 主題の音程とリズムを調べる
7-3 主題の特徴を整理する
COLUMN フーガを説明する
■第8章 形式を説明する
8-1 ソナタ形式とは
8-2 調構成を調べる
8-3 楽章を区分する
COLUMN 和声を説明する
■第9章 歌曲を説明する
9-1 歌詞と楽曲の全体を見る
9-2 詩と音楽の関係を見る
9-3 器楽との関係を考える
COLUMN 音楽と言葉やイメージとのつながりを説明する
■第10章 オペラを説明する
10-1 オペラの台本とは
10-2 原作からオペラ台本へ
10-3 オペラ台本から音楽へ
10-4 心理学的に解釈する
COLUMN オペラ台本を説明する
おわりに/今後の勉強のために──参考文献リスト

【著者紹介】
東京芸術大学音楽学部、同大学大学院修士課程修了。1999年、東京芸術大学より「博士(音 楽学)」授与。ドイツ学術交流会の奨学生として、ドイツ連邦共和国のフライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。大分県立芸術短期大学、鳴門教育大学、東京学芸大学で勤務。東京学芸大学学生キャリアセンター長、日本教育大学協会全国音楽研究部門大学部会代表などを歴任。現在、国立音楽大学理事・副学長。日本チェンバロ協会会長。

内容説明

ブログ、曲目解説、ライナー・ノート、演奏批評、作品分析、学術論文…音楽について記述するときに必要な心構え、知識、情報源などをわかりやすく解説。「音楽的リテラシー」を高める実践的手引書の決定版。

目次

1 音楽的リテラシーを身につける(音楽とリテラシー;音楽の文章を知る;独創的な視点を見つける;音楽情報を探す;音楽情報を選ぶ・読む;音楽論文を書く)
2 音楽の文章表現を身につける(主題を説明する;形式を説明する;歌曲を説明する;オペラを説明する)

著者等紹介

久保田慶一[クボタケイイチ]
東京藝術大学音楽学部、同大学大学院修士課程を修了。1999年、東京藝術大学より「博士(音楽学)」を授与。ドイツ学術交流会の奨学生として、ドイツ連邦共和国のフライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。大分県立芸術短期大学、鳴門教育大学、東京学芸大学で勤務。東京学芸大学学生キャリアセンター長、日本教育大学協会全国音楽研究部門大学部会代表などを歴任。現在、国立音楽大学副学長、日本チェンバロ協会会長、公益財団法人音楽文化創造理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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植岡藍

2
ネットで音楽評論家の文章を目にし、これは評論家の文章なのか?と疑問を持ち、音楽を語ることを考えたくなり手に取った。レトリックの用い方ではなく正しいアナリーゼ、鑑賞、その表現方法、正統な文章の作り方という本で参考になった。音楽を言葉にするとき、どうしても叙情的な側面を文章にしがちだが、本書では主観的な表現ではなく音楽そのものへの迫り方が示されていて、得るものが多かった。2025/03/23

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