出版社内容情報
「フォルマシオン・ミュジカル」は、楽曲をテキストに、音楽を多角的に考え、音楽性や創造性の習得を目指す学習法。1は初級。
フランスで行われている、名曲やよく知られた曲をテキストにして、音楽を多角的な面から考え、真の音楽家が身につけるべき広い教養と高い音楽性や創造性を目指す学習方法――この考え方は“フォルマシオン・ミュジカル” (Formation Musicale)と呼ばれている。本書は、フォルマシオン・ミュジカルを今の日本の現状に合わせて、幅広い視点から音楽を捉えるという考え方に基づいて構成された問題集。全2巻。1は初級。
「ソルフェージュ」「楽典」「楽式」「和声」「音楽史」など、音楽に必要な基本が身に付く。さらに発展した知識と教養を身に付けるために、各曲(章)の終わりに「コラム」を設けた。オーケストラ、ピアノ曲を中心に、声楽・合唱、室内楽、協奏曲も収載。
近年、多くの音高・音大入試で出題される、実曲を使った問題への試験対策をはじめ、教員採用試験対策、音高・音大の授業教材、普段の楽器のレッスンの副教材として最適。
J.S.バッハ(1685~1750)《インヴェンションとシンフォニア》より〈インヴェンション第1番〉BWV772
D.スカルラッティ(1685~1757)ソナタ K.380
ハイドン(1732~1809)弦楽四重奏曲第77番《皇帝》op.76-3より 第2楽章
モーツァルト(1756~1791)交響曲第40番 K.550より 第1楽章
ブルクミュラー(1806~1874)《25の練習曲》より 第2曲〈アラベスク〉
メンデルスゾーン(1809~1847)《無言歌集》より〈春の歌〉op.62-6
ショパン(1810~1849)ワルツ第5番 op.42
R.シューマン(1810~1856)《子供の情景》より〈トロイメライ〉op.15-7
ヴェルディ(1813~1901)《乾杯の歌》
ブラームス(1833~1897)《ハイドンの主題による変奏曲》op.56
サン=サーンス(1835~1921)《動物の謝肉祭》より〈象〉
ビゼー(1838~1875)オペラ《カルメン》より〈ハバネラ〉
チャイコフスキー(1840~1893)バレエ音楽《白鳥の湖》より〈四羽の白鳥の踊り〉
ドヴォルザーク(1841~1904)交響曲第9番《新世界より》より 第2楽章
リムスキー=コルサコフ(1844~1908)交響組曲《シェエラザード》より 第3楽章〈若い王子と王女〉
【著者紹介】
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院音楽研究科修了。日本大学芸術学部講師を経て、現在、名古屋芸術大学大学院教授。作曲を池内友次郎、矢代秋雄、三善晃、永冨正之の諸氏に師事。ピアノを小林仁、舘野泉の諸氏に師事。著書に『はじめてのソルフェージュ』全5巻、『ミュージック・トレーニング』全2巻(以上、全音楽譜出版社)、『クラシックの聴き方入門』(ヤマハミュージックメディア)がある。
目次
J.S.バッハ(1685~1750)『インヴェンション第1番』BWV772
D.スカルラッティ(1685~1757)ソナタK380
ハイドン(1732~1809)弦楽四重奏曲第77番『皇帝』op.76‐3より第2楽章
モーツァルト(1756~1791)交響曲第40番K550より第1楽章
ブルクミュラー(1806~1874)『25の練習曲』より第2曲「アラベスク」
メンデルスゾーン(1809~1847)『無言歌集』より「春の歌」op.62‐6
ショパン(1810~1849)ワルツ第5番op.42
シューマン(1810~1856)『トロイメライ』op.15‐7
ヴェルディ(1813~1901)『乾杯の歌』
ブラームス(1833~1897)『ハイドンの主題による変奏曲』op.56
サン=サーンス(1835~1921)『動物の謝肉祭』より「象」
ビゼー(1838~1893)バレエ音楽『白鳥の湖』より「四羽の白鳥の踊り」
ドヴォルザーク(1841~1904)交響曲第9番『新世界より』より第2楽章
リムスキー=コルサコフ(1844~1908)交響組曲『シェエラザード』より第3楽章「若い王子と王女」
著者等紹介
舟橋三十子[フナハシミトコ]
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院音楽研究科修了。日本大学芸術学部講師を経て、名古屋芸術大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。