内容説明
14歳でハワイに渡り、カツオ漁師として働いたある日系移民のライフヒストリー。漁業技術のハワイへの移入、日米開戦による収容所生活、戦後漁具商としての再出発など、ひとりの移民の物語。
目次
第1章 枯木灘、別れのかがり火
第2章 十四歳でやむなく漁師に
第3章 カツオ漁とカツオ船
第4章 船の神様
第5章 気力で働く
第6章 日本人漁業の始まりと終わり
第7章 海の危難と信心
第8章 日米戦争による日本人漁業の懐滅
第9章 収容所生活
第10章 帰還後の網取引と火事
第11章 同郷人会と地方人会
第12章 お寺や神社の仕事で恩返し
著者等紹介
上田喜三郎[ウエタキサブロウ]
1937年鳥取県に生まれる。1977年東京教育大学大学院文学研究科修士課程社会学専攻修了。元東京都公立中学校教員・私立短大非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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