内容説明
「フクシマ」でなく、‘Fukushima’でもない、福島をみる。一部帰還困難区域を除き避難指示が解除された、「帰町/避難先定住」段階におけるリアルな「いま」を描く。
目次
第1部 福島をどうみるか(「福島」をめぐる諸言説―福島、フクシマ、‘Fukushima’)
第2部 富岡町のこれまで(仮設住宅自治会の諸相と変容―開設~避難指示解除~閉鎖;広域自治会の諸相と変容―サードプレイスとしての位置づけ;交流サロンの諸相と変容―リアル/ヴァーチャルなサードプレイス ほか)
第3部 富岡町のこれから(区会と公営団地自治会の変容―避難指示解除からコロナ禍を経て;原子力災害と避難は何だった/であるのか―震災前後の原子力防災訓練から)
著者等紹介
松本行真[マツモトミチマサ]
1972年、茨城県勝田市(現ひたちなか市)生まれ。中央大学卒業。大学院修了後、株式会社JMR生活総合研究所、福島工業高等専門学校等を経て、2019年から近畿大学勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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