内容説明
「殉難者」の歴史民俗学。幕末維新の「事変」や「討幕運動」における国事殉難戦没者の慰霊は、どうであったのか。戦没者は「カミ」なのか「ホトケ」なのか。「靖国祭祀」のルーツに迫る。
目次
1 はじめに
2 「楠公」崇拝と尊攘思想
3 「桜田門外の変」と殉難戦没者
4 東善寺事件と殉難戦没者
5 「坂下門外の変」と殉難戦没者
6 寺田屋事件と殉難戦没者
7 「天狗党の乱」と殉難戦没者
8 「禁門の変」と殉難戦没者
9 「鳥羽伏見の戦い」と殉難戦没者
10 京都霊山招魂社と殉難戦没者
11 むすび
著者等紹介
今井昭彦[イマイアキヒコ]
1955年群馬県太田市生まれ。現在、歴史家、群馬大学大学教育センター非常勤講師。群馬県邑楽郡大泉町文化財保護調査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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