目次
序 日本の行革・民営化はなぜ「成功」したのか?
第1章 一九八〇年代と新自由主義の受容過程―八〇年代日本における市民・労働運動および政党システムの変質(都市新中間層と保守主義―脱イデオロギーと保守化;日本の労働運動;自民党の時代)
第2章 スト権問題と政治過程―七五年スト権ストをめぐる政府・自民党(スト権スト前史;政府・自民党にとってのスト権―政治過程・党内権力闘争;派閥―派閥の統制力・粘着力;一党優位政党制と社会党)
第3章 国鉄の分割・民営化をめぐる総評指導と国労の抵抗力―労働戦線統一過程におけるデュアリズム(国労の「分割・民営化」反対闘争の経緯と変質;総評による指導―労働戦線統一とのかかわり;国労の抵抗力について)
第4章 「公労協」労働運動の崩壊と社会党の衰退―全逓に見る組織利益の変化と労働運動の転換(理論的枠組みの検討;春闘と労働戦線統一をめぐるセクター間対立;公労協型労働運動の衰退と公共セクターの分裂;全逓の路線転換と組織利益―長期抵抗大衆路線から労使協調体制へ;全逓の対政党関係)
結語
著者等紹介
早川純貴[ハヤカワヨシキ]
1954年福島県生まれ。2000年より駒澤大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 万葉花のしおり