中東戦争と米国―米国・エジプト関係史の文脈

中東戦争と米国―米国・エジプト関係史の文脈

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  • サイズ A5判/ページ数 305,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275019561
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C3031

内容説明

イスラエル独立戦争からスエズ戦争、第三・四次中東戦争を経てエジプト・イスラエル講和に至る政治史を、アメリカ、イスラエル、エジプトの資料を精査して客観的に分析する。

目次

第1章 イスラエル独立戦争と米国
第2章 エジプト革命と米国
第3章 スエズ戦争と米国・エジプト関係
第4章 米国のエジプト援助とその停止
第5章 第三次中東戦争と米国の「関与」
第6章 「消耗戦争」と米国・エジプト関係
第7章 第四次中東戦争と米国・エジプト関係
第8章 キャンプ・デービッド協定とエジプト・イスラエル講和
終章 米国・エジプトの対中東戦争政策とその決定過程

著者等紹介

鹿島正裕[カシママサヒロ]
1948年新潟市生まれ。1971年東京大学教養学部卒業。1974‐75年ハンガリー科学アカデミー歴史学研究所留学。1979年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。1980‐82年カイロ大学文学部客員助教授。1982年金沢大学法学部講師、84年助教授、88年教授。1988‐89年フランスのアラブ・ムスリム世界研究所で研修。1994年ジョージ・ワシントン大学他で研修。2001年東京大学大学院総合文化研究科で学術博士号取得。国際関係論専攻
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感想・レビュー

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わび

1
所々「これ本当に博論ベースの研究書か?」と疑問に思う箇所もあるのだが、イスラエル建国からキャンプデービッド合意までの関係が手堅く日本語でまとまっていて、流れを確認する取っ掛かりとしてはそれなりに有用。ただ、政権毎のイスラエルへの態度の相違を、政策決定者がユダヤ系だったか否かや、ユダヤロビーの影響力の点に回収して説明している点には違和感が残る。確かに後者などは非常に重要なファクターではあったけども。2020/06/07

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