内容説明
平和は軍事力では創れない―イスラエルのシャロン政権はいま、「テロの基盤を根絶やしにするため」と称してパレスチナ自治政府の諸施設を一方的に破壊し、老若男女を見境なく殺戮している。しかし抑圧が深まれば深まるほど抵抗は強まり、遂に若い女性までが「自殺(殉教)爆弾」となって抗議・抵抗するまでに至っている(本年6月の著者イスラエル/パレスチナ訪問記)。
目次
第1章 全アラブ世界に怒りを拡げたイスラエルのパレスチナ侵攻
第2章 平和は軍事力では創れない
第3章 イスラエルからの通信
第4章 「パレスチナ難民」とは?
第5章 イスラエル/パレスチナで憲法九条原理(非戦・非武装・非暴力)は有効か?
第6章 アメリカ大統領への公開状(詩)