内容説明
本書はマルクス『資本論』の機軸概念である価値と生産価格を中心に関連する論点を扱う。
目次
第1章 商品と価値:価値概念の提起
第2章 労働の二重性
第3章 価値形態と貨幣(形態)の必然性
第4章 資本論第3巻と2つの転化:マルクスの生産価格提起
第5章 マルクス生産価格論の検討・批判
第6章 価値式と再生産過程
第7章 生産価格式と利潤率式
第8章 価値体系と生産価格体系
第9章 生産価格と資本論第3巻
著者等紹介
神田敏英[コウダトシヒデ]
1942年5月生まれ。1970年3月名古屋大学大学院博士課程単位取得退学。1971年4月岐阜大学教養学部勤務。1996年9月岐阜大学地域科学部配転。現在、同学部教授
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