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闇に消される原発被曝者

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784275019462
  • NDC分類 539.68
  • Cコード C0036

内容説明

闇から闇へ葬りさられる原発被曝者の赤裸々な証言。ここに放射能に肉体をおかされた労働者の姿がある。「核のない未来賞」受賞者の渾身のルポルタージュ(復刊)。

目次

1 原発被曝裁判(国を相手の孤独な闘い―被曝者、初の岩佐訴訟;科学を無視し、完全犯罪に手をかす判決―科学者のみた岩佐裁判)
2 筑豊の原発被曝者(元炭鉱に生きた人の被曝証言―筑豊にひろがる新たな悲劇)
3 被曝・そして死(倦怠感に悩まされる原発被曝者―怒りのすべてもあきらめへ;開拓部落の被曝者―国の農業政策にふりまわされ原発へ ほか)
4 下請け親方と労組委員長(下請け親方も原発内で被曝す―ノルマをこなすため安全は無視;原子力時代が必ずくる―労組委員長と対照的な青年労働者の発言)
5 原発内部と核燃料輸送(定期検査中の敦賀原発内部―規制される写真撮影;恐怖の核燃料輸送―警察車に守られてノンストップ ほか)

著者等紹介

樋口健二[ヒグチケンジ]
1937年長野県諏訪郡富士見町に生まれる。1964年東京綜合写真専門学校卒業、同校助手を経てフリーフォトジャーナリストになる。1969年四日市公害写真展を東京、大阪、四日市、新産業都市で巡回展。1974年国連主催世界環境写真コンテスト、プロ部門で「四日市」が入賞。1985年~「原発」写真展を全国巡回展。1987年~1988年「原発」「四日市」写真展を台湾各地で開催。1988年~世界核写真家ギルド展に「原発」出品、欧米で巡回展。1995年イギリスのチャネル4がレポーターに起用、「日本の原発ジプシー」を追うテレビドキュメンタリー番組制作、放映。現在、日本写真芸術専門学校主任講師、日本ジャーナリスト専門学校写真科専任講師としてフォトジャーナリスト育成に努めている。日本写真家協会会員、世界核写真家ギルド会員、2001年度「ワールド、ウラニウム、ヒアリング」(本部ドイツ)創設の「核のない未来賞」の教育部門賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

豊里友行

2
写真家豊里友行も歴史証言を記録するに当たって樋口健二先生から歴史証言を記録することも写真と共に必要だと教わっている。2015/07/08

すいか

0
鼻血。医学的に根拠が無いと今のところされているけれど、原発でもチェルノブイリでも報告されている。 福島の子供たちも・・。2011/08/03

sasha

0
「クリーンエネルギー」の裏には、労災認定さえされない労働被爆者がいる。原発は決して「安全」ではないことを今一度、思い起こしたい。2010/12/03

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