内容説明
アジア、アフリカ、ラテン・アメリカ諸国が欧米そして日本の植民地支配から独立したのちも、植民地遺制をひきずりながら今日にいたっている状況を直視しつつ、これらの国々の植民地時代の経験を新しい視角から捉え直す。
目次
オリエンタリズムとマルクス―マルクスのインド論をめぐって
帝都論ノート
「記憶/歴史」を書く―『田主丸町誌』の冒険と挑戦
韓国、未完の近代プロジェクトと脱近代論―研究ノート
フィリピンの知識人とポストコロニアル研究
フジモリ大統領の盛衰―ネオリベラリズム時代の途上国国家は自立性を失ったか
座談会・ポスト現代の社会科学―批判理論の可能性をめぐって
岐路に立つカルチュラル・スタディーズ
脱植民地化または植民地残滓清算の亡霊学
サティー論―スピヴァク『サバルタンは語ることができるか』をどう読むか
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