内容説明
倫理学説上の三部作『道徳および立法の諸原理序説』、『行為動機一覧表』、『義務論』を分析・考究し、ベンサムの功利主義倫理学説とは何かに真っ正面から取り組んだ諸論考。
目次
序章 ジェレミ・ベンサムと啓蒙主義=倫理学説
第1章 ベンサム=功利主義倫理学説の形成
第2章 ベンサム『行為動機一覧表』と功利主義倫理学説
第3章 ベンサム『義務論』と功利主義倫理学説
第4章 ベンサム=教育改革論としての『クレストマチア』論
第5章 ベンサム『憲法典』と現代日本の議会制民主主義
終章 「自由・平等・友愛」の二一世紀的展開
著者等紹介
西尾孝司[ニシオタカシ]
1963年中央大学法学部政治学科卒業。1972年法政大学大学院博士課程単位取得。1973年政治学博士(法政大学)。現在、神奈川大学法学部教授。専攻は近代イギリス政治思想史
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