雇用政策と公的扶助の交錯―日独比較:公的扶助における稼働能力の活用を中心に

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275019042
  • NDC分類 366.234
  • Cコード C3033

内容説明

本書は、ドイツにおける「就労扶助」に焦点をあてた検討をもとに、失業時生活保障のための金銭給付システムの改善と、就労援助対策の拡充という、現代日本が直面している二つの政策課題をそれぞれに何らかの示唆を与え、かつ、両者の連携のあり方に関する新たな視点を提供し、現状の改善に貢献することを目的としている。

目次

雇用政策と生活保障政策の交錯
第1部 失業時生活保障システム
第2部 就労扶助の展開
第3部 社会扶助の行財政
第4部 生活保障と就労支援の多様性
第5部 社会扶助の運用実態―事例調査をもとに
最後のセーフティネットと就労援助対策の改善課題―日独比較をもとに
解説及び資料

著者等紹介

布川日佐史[フカワヒサシ]
京都大学文学部史学科卒。立命館大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位修得退学。静岡大学人文学部助教授を経て現職。ブレーメン大学社会政策研究センター客員研究員(1992~94年)。同研究所客員教授(1998年8~10月)
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