内容説明
新農基法で日本の農民は生き残れるか…農業・農民潰しの戦略は農村から「人、作物、農地」を奪うことにある。これまで「人、作物」を奪い今回の農基法で企業の農業参入が認められ、最後の農民の寄りどころである「農地」にまで王手がかかったことになる。しかし著者は人間がいる限り未来はあると信じている。
目次
新農基法で日本の農民は生き残れるか
農業の「未来像」を描くことはできるか
日本の農業はもう1回曲り直すことができるか
「何のために農業が必要か」を語るべきとき
今、農業をすることの意味を再度問う
自民党の「1000万請願つぶし」に対する抗議文
世界に例のない「企業の農業参入」に道が開かれた
詩二篇
土の心
近代化を超えるのは何か―書評『オリザの環』〔ほか〕