内容説明
本書は、TVAがいかなる構想をもって設立され、どのような手段でどのような地域経済問題に取り組んだのか、そしてその地域経済へのインパクトの検討も含めて、ニューディール期から現代に至るまでの分析を課題としている。
目次
序章 研究史の整理と本書の課題
第1編 TVAの成立と地域経済問題(TVAの成立とその2つの構想;テネシー河域の経済問題―限界農業を中心にして)
第2編 水資源開発時代のTVA(地域計画事業の展開と中断;実験農場事業と河域農業の近代化―畜産・酪農業の育成;電力事業と河域の重化学工業化―工業雇用創出と過剰農民;TVAと「ニューディール体制」の性格)
第3編 1950年以降のTVA―産業構造の転換とTVAの限界(石炭火力発電と環境問題の発生―地域経済成長と環境問題;地域計画事業の復活と変質―産業構造の転換と地域開発方式;原子力事業の展開・危機と再建;TVAと今後の地域政策の展望)
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