内容説明
近代において三度目の岐路に立たされているように見える日本の精神史的状況にあって、新たなオリエンテーションを展望すべく、その前提として聖徳太子から西田幾多郎までのこの国のこれまでの知性の構造や世界像の歴史的変遷を回顧し、暫定的に総活しておこうとする一つの試みである。
目次
外来思想と所与深層
国家と宗教(鎮護国家論の位相;仏教為本論の位相)
世俗統治論―儒学の変換
近代への視座―「自然」原理の推転
日本精神史と世界思想
近代において三度目の岐路に立たされているように見える日本の精神史的状況にあって、新たなオリエンテーションを展望すべく、その前提として聖徳太子から西田幾多郎までのこの国のこれまでの知性の構造や世界像の歴史的変遷を回顧し、暫定的に総活しておこうとする一つの試みである。
外来思想と所与深層
国家と宗教(鎮護国家論の位相;仏教為本論の位相)
世俗統治論―儒学の変換
近代への視座―「自然」原理の推転
日本精神史と世界思想