内容説明
「地域バイオシステム」こそが21世紀の日本農業を革新する。世界と日本のバイオ開発最前線をさぐり、バイオ農業の実際を検証。巻末に豊富な研究情報資料を付す。
目次
1 21世紀・農業技術革新を考える―未来思考の情報と論理(「技術革新」のフィロソフィー;先端技術の基礎研究;バイオシステムと農業)
2 バイオ開発競争―世界と日本(バイオ開発戦略と評価―アメリカ技術評価局の報告;バイオ研究開発―世界と日本;農業バイオの開発と実業化)
3 バイオ開発の最前線(イネにおける研究開発の動き;ハイブリッド米の現状と展望;園芸におけるバイオ研究開発の展開;植物工場(養液栽培)の現状と課題
バイオによる除草技術―開発と問題点
土壌微生物利用の技術開発
開花する組織培養の実業化
バイオ農業の先駆的戦略
種苗産業が迎える新たな局面
畜産バイオ―受精卵移植の躍進と展望)
4 研究情報編(バイオ研究開発のあしあと;細胞育種技術の現状(1987年度)
日本における農林水産バイオのおもな成果
農業・水産教育におけるバイオへの対応)



