内容説明
各地の農業構造分析を通して、本源的蓄積の「中心」部過程に先発国型と後発国型を、その「周辺=辺境」部過程に東南アジア型とサブサハラ・アフリカ型を、それぞれ措定した。
目次
第1部 理論編 本源的蓄積と共同体(本源的蓄積論の理論的再検討―フォーゲルフライな労働力の創出問題を中心に;社会システムとしての共同体;共同体と労賃の国民的格差;「周辺=辺境」部原蓄過程の東南アジア型とサブサハラ・アフリカ型)
第2部 実態編 資本蓄積と農業(戦後日本経済の資本蓄積と農業;「新農業基本法」下の農政としてのバイオマス;長野県・宮田村における地域労働市場と農業の構造動態;ベトナム・メコン河デルタにおける土地投機と農業構造動態―ホウジャン省ホアアン村を対象とした事例分析)
著者等紹介
山崎亮一[ヤマザキリョウイチ]
1957年北海道札幌市生まれ。1986年北海道大学大学院農学研究科修士課程修了。1986年農林水産省に入省して試験研究機関で勤務開始。農水省に在職中は農業研究センター(1986‐96年)と国際農林水産業研究センター(1996‐97年)に所属。フランス政府給費留学生(1994‐95年)。ベトナム長期在外研究員(1996‐97年)。1997年酪農学園大学で勤務開始。フランス開発農学研究国際協力センター(CIRAD)客員研究員(2003‐04年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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