近代日本の国家権力と天皇制

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  • サイズ A5判/ページ数 74p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784275010711
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C3031

内容説明

国家権力と天皇制―安丸良夫氏との対談に向けて、近代化の装置としての天皇制への批判的視座、戦後国家における天皇・天皇制、その延命の根拠。今、天皇・天皇制を検証する。

目次

国家権力と天皇制―安丸良夫氏との対談に向けて(菅孝行)(幻想の共同性の装置としての国家神道;国家宗教による近代化への精神動員;アメリカが保証した戦後国体の延命 ほか)
1 近代化の装置としての天皇制への批判的視座(近代国家の支配―統治・資本制・幻想の共同性;「幻想の共同性」と宗教;天皇制論と「三二テーゼ」 ほか)
2 戦後国家における天皇・天皇制、その延命の根拠(『永続敗戦論』と「天皇制の最高形態」;徹底して負けたからこそ「負けてない」といえる!;「無責任の体系」と日本の戦後過程 ほか)

著者等紹介

安丸良夫[ヤスマルヨシオ]
1934年、富山県生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院修了、日本思想史研究者。一橋大学社会学部教授をへて、現在は同大学名誉教授

菅孝行[カンタカユキ]
1939年、東京生まれ、評論家。河合塾非常常講師、2014年から梅光学院大学文学部特任教授。62年、東京大学文学部卒業、東映に入社、演出助手となる。67年退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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