内容説明
アメリカ、オーストラリアで生活してきた著者が長らく離れていた故郷を歩く。身近な世界で生きる「他者」との出会い/再会から、見慣れたはずの岡山の風景が異なったイメージをともない立ち上がっていく。3・11以降の日本社会を3・11以前から問い直し、「夢」みることのできる地域社会の条件について考える。
目次
第1部 越境とジモト(越境からジモトへ;ジモトという視座)
第2部 在日コリアンをめぐる記憶とジモト(「友人」の職場をフィールドワークする;「家庭訪問」から見えてきたジモト)
第3部 在日コリアンにとってのジモト(豚小屋の臭いから焼肉の匂いへ;もうひとつの恋)
第4部 ジモトの再解釈(「隠れ在日」の日常的実践;ジモトを歩いた軌跡)
ジモトで「夢をみる」ことの困難と希望
著者等紹介
川端浩平[カワバタコウヘイ]
1974年岡山県岡山市生まれ。岡山県立一宮高等学校卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校人文科学部東アジア学科卒業(1998年)。国際大学大学院国際関係学研究科修了(2001年)。オーストラリア国立大学アジア学部アジア社会・歴史センター博士課程修了、博士号取得(2006年)。関西学院大学大学院社会学研究科大学院GP特任助教、京都大学GCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」研究員を経て、現在は関西学院大学先端社会研究所専任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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