内容説明
ドイツ観念論哲学の担い手たちと並走・競合しつつその特異な書法と論法―「私の哲学は諸断章の体系、諸構想の進展である」―によって独自の思想世界を切り拓いていった初期ロマン主義の旗手フリードリヒ・シュレーゲルの“幻”の大学講義本邦初訳、稠密な註解・解説付き。
目次
序論
体系詳論
第1部 世界の理論
第2部 人間の理論
第3部 哲学の自己自身への回帰、あるいは哲学の哲学
訳註
著者等紹介
酒田健一[サカタケンイチ]
1934年生、1965年早稲田大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士課程修了、早稲田大学文学部教授を経て、早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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