目次
第1章 親日であれ親米であれ我が郷土―植民地台湾で育った米軍政下琉球の沖縄人文化行政官
第2章 脱植民地化の課題と「左翼」ナショナリズム―金斗鎔の場合
第3章 抵抗の歴史としての反米ナショナリズム―レナト・コンスタンティーノを読む
第4章 植民地期タガログ語短編小説にみる教育と近代―農村・学歴・植民地都市
第5章 非常事態時期マラヤにおける植民地的/冷戦的近代化とその横領―スクウォッター再定住事業と植民地政府、華人有力者、地域住民の行動
第6章 相互行為としての制度―タイ農村における研修と選挙の集まりの場から
第7章 タイ近代性としての小農的世界―タイ東北部市場における米の価格形成の問題を中心にして
第8章 アフリカの植民地近代性―「宗教」の侵入について
第9章 スワヒリ語による国民国家建設と植民地近代性論―その可能性と不可能性をめぐって
第10章 ラテンアメリカにおける西欧中心主義近代化思想の克服―ボリバル、マルティ、キューバ、ボリビア
著者等紹介
永野善子[ナガノヨシコ]
1950年生。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。現職:神奈川大学人間科学部教授。専攻:国際関係論(アジア社会論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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