内容説明
安全・安心コミュニティは現代を読み解くマジックワードになり得るか?フィールドの現場からその光と影に迫る本格的なモノグラフ。
目次
安全・安心コミュニティの形成のために
第1部 ゆらぐ社会と安全・安心コミュニティ(日常性のなかの防犯コミュニティ;災害時の防犯活動の位相;安全・安心コミュニティの転換―防犯をめぐるセキュリティの技術・主体像と管理される環境)
第2部 安全・安心コミュニティの布置構成(地域資源と安全・安心コミュニティ;町内会と防犯活動―八戸市長者連合町内会における活動を中心に;消防団と防犯活動;防犯活動をめぐるガバナンスの可能性と課題;「次世代」の関与と地域防犯の条件―上尾市陣屋町内会を事例として;都市における秩序と多様性―ジェーン・ジェイコブスと割れ窓理論)
著者等紹介
吉原直樹[ヨシハラナオキ]
1948年徳島県に生まれる。1972年慶應義塾大学経済学部卒業。1977年同大学大学院社会学研究科博士課程修了。1980年立命館大学産業社会学部助教授。1985年社会学博士。1986年神奈川大学外国語学部教授。1991年東北大学教養学部教授。1993年東北大学文学部教授。2000年東北大学大学院文学研究科教授。現在、大妻女子大学社会情報学部教授。東北大学名誉教授。日本学術会議連携会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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