内容説明
近代と国家の呪縛から歴史を解き放つ。歴史は誰のために、そして何のために語られ続けてきたのだろうか。開かれた歴史を論じた明快な議論。
目次
第1章 開かれた歴史へ―言語論的転回と文化史
第2章 歴史とナショナリティ―ナショナルヒストリーを超えるもの?
第3章 歴史にグローバルなアプローチはあるか?
第4章 歴史のトランスナショナル化とその問題点
第5章 一つの歴史、様々の歴史―「歴史の終わり」をめぐって
第6章 画像・映像と歴史
第7章 映し出された過去―ロバート・ローゼンストーンの歴史論
第8章 何が歴史について問われているのか?―脱構築のかなたにあるもの
著者等紹介
岡本充弘[オカモトミチヒロ]
1945年栃木県生まれ。東京大学文学部卒、同人文科学系大学院博士課程単位取得退学。山形大学文学部助教授を経て、東洋大学文学部教授。専攻はイギリス近代史、歴史理論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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