内容説明
ハンガリーの裕福なユダヤ系の家庭に育った演劇青年ルカーチは、何故、マルクス主義に転回=移動していったのか。本書では、ルカーチの思想形成過程をエドワード・W・サイードによって概念化された「移動する理論」として捉え返す。
目次
序章 主題と構成
第1章 世紀末のブダペストとモデルネ
第2章 初期ルカーチの思想形成
第3章 ローゼンツヴァイクとルカーチ―「沈黙した世界」のなかの“隠れたる神”の痕跡
第4章 ルカーチとフランクフルト学派
第5章 評議会民主主義と独裁―シュミットとルカーチ
補論1 アドルノとルカーチ―第二次表現主義論争
補論2 日本におけるルカーチの翻訳・受容史概観
著者等紹介
西角純志[ニシカドジュンジ]
1965年山口県生まれ。中央大学経済学部卒。東海大学大学院文学研究科(文明研究専攻)博士課程単位修得退学。ドイツ・ベルリン・フンボルト大学短期留学(東海大派遣留学生)。ハンガリー・ブダペスト・ルカーチ文書館にて研究滞在。元チェコ・ブルノ・マサリク大学客員研究員(1996‐7)。元山口県熊毛町同和教育推進委員(1993‐5)。現在、専修大学経済学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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