内容説明
文献資料(専門書、体験記、日記、新聞など)とオーラル・ヒストリーの方法を併用し、高度経済成長期の東京都におけるゴミの処理・処分に関する紛争を浮き彫りにする。
目次
第1章 静岡県沼津市史の執筆経験
第2章 東京ゴミ戦争―江東・杉並区の場合
第3章 江東区の立場
第4章 ゴミ戦争宣言一周年
第5章 都民意識の変化
第6章 和解―杉並清掃工場建設問題
第7章 和解条項
補論 文字資料と非文字資料のはざま―オーラル・ヒストリーの可能性
著者等紹介
中村政則[ナカムラマサノリ]
1935年東京都新宿に生まれる。一橋大学大学院経済研究科博士課程修了。現在、一橋大学名誉教授。専門は日本近現代史。明治維新以降の近代農村史研究および1870年代のハーバード大学留学以降、戦後史に移る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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