内容説明
南フランス・アルプ住民の自然への働きかけと制度に対する能動性を剔出。農村住民の災害対策・資源利用を明らかにし、組合参加の強制をめぐる問題を分析。
目次
序章 課題と構成
第1章 オート=ザルプ県における堤防
第2章 堤防組合制度と参加の強制
第3章 オート=ザルプ県における堤防組合
第4章 オート=ザルプ県における潅漑
第5章 潅漑組合制度と参加の強制の要求
第6章 オート=ザルプ県における潅漑組合
第7章 1888年法による潅漑組合制度の改正と参加の強制の実現
終章 総括
著者等紹介
伊丹一浩[イタミカズヒロ]
1968年兵庫県神戸市に生まれる。1998年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院農学生命科学研究科助手。現在、茨城大学農学部准教授・博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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