フェミニズムと経済学―ボーヴォワール的視点からの『資本論』再検討 (第2版)

フェミニズムと経済学―ボーヴォワール的視点からの『資本論』再検討 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 532,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275009005
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C3033

内容説明

現代日本におけるジェンダー革命の端緒的展開という本書初版の予測は労働力人口動態と2002年までの女性労働力率動向にもとづいたものであるが、基本的に的中しつつある。2002年以降フェミニズムにたいするバックラッシュが強まり、予想よりも若干進度が遅れたが、労働力率の最新動向は2015年までの女性労働力率の脱M字化予測を確証しつつある。第二版では、女性労働力率の最新動向を付加し、補注を行った(「第二版はしがき」より)。

目次

第1編 『第二の性』の歴史的射程(問と方法;構成とメッセージ;生物学的運命と労働論的運命;フェミニスト「経済学批判」に向かって)
第2編 ボーヴォワール的視点からの『資本論』再検討(課題;方法;「本源的蓄積」論および「蓄積過程」論の再検討;「必要労働」論および「私的労働」論の再検討;ジェンダー革命の時代に向かって)

著者等紹介

青柳和身[アオヤギカズミ]
1944年静岡県に生まれる。1971年京都大学経済学部卒業。1979年同大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、岐阜経済大学経済学部教授・経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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