内容説明
国境をこえて移動するブラジル人のトランスナショナルな生活世界と共生の現実に迫る!ブラジルの日系人が多く住む地域(サンパウロ市、スザノ市福博村、東アマゾン・トメアスー)を対象にして、すでに20年近くに及ぶ「デカセギ」現象がもたらした影響と「デカセギ」現象の変化について、明らかにする。
目次
第1章 ブラジルから見たデカセギの動向
第2章 大都市におけるデカセギ帰国者のジレンマ―再出発の戦略と支援活動
第3章 大都市近郊農村におけるデカセギの影響
第4章 僻地農村におけるデカセギの影響
第5章 帰国児童の現状と日系人のデカセギ意識
終章 ブラジル人のトランスナショナルな生活世界と共生の現実
著者等紹介
小内透[オナイトオル]
1955年群馬県生まれ。1984年北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、北海道大学大学院教育学研究院教授(博士・教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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