神奈川大学評論ブックレット
ボードリヤール再入門―消費社会論から悪の知性へ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 67,1/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275005960
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1030

内容説明

代表的著作さらに写真論・現代アート論への思索の軌跡を辿り、特異な思想家の全体像を新たにする―ボードリヤールと親交のあった著者渾身の書き下ろし。

目次

1 Before & After―ボードリヤールを読み解くために
2 消費社会とモノの記号化―『物の体系』『消費社会の神話と構造』
3 シミュレーションの時代―『象徴交換と死』『シミュラークルとシミュレーション』
4 ポストモダンと他者性へのシフト―『透きとおった悪』『湾岸戦争は起こらなかった』
5 現実の消滅と新しいゲームの規則―『完全犯罪』『不可能な交換』
6 9・11と出来事としての思想―『パワー・インフェルノ』『悪の知性』
7 知られざるボードリヤール―写真、美術批評、旅日記…

著者等紹介

塚原史[ツカハラフミ]
1949年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了、1978年パリ第3大学博士課程中退。現在、早稲田大学法学部教授。フランス現代思想・表象文化論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寛理

1
☆☆☆ めちゃくちゃ読みやすい。2019/10/26

芙美夫

0
ほんと手頃かつ安心の入門書となっておりますので、下手に事典なんかに当たるよりも、まずこれを読んだほうがいいです。思想家についての要約的な記述の一つのお手本としても、勉強になりました。入手するのに手間がかかるような、同時期の講演や対談の文章を、たくさん引用しながらまとめてくれてるのも、ありがたかったです。2016/01/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/544961
  • ご注意事項

最近チェックした商品