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内容説明
代表的著作さらに写真論・現代アート論への思索の軌跡を辿り、特異な思想家の全体像を新たにする―ボードリヤールと親交のあった著者渾身の書き下ろし。
目次
1 Before & After―ボードリヤールを読み解くために
2 消費社会とモノの記号化―『物の体系』『消費社会の神話と構造』
3 シミュレーションの時代―『象徴交換と死』『シミュラークルとシミュレーション』
4 ポストモダンと他者性へのシフト―『透きとおった悪』『湾岸戦争は起こらなかった』
5 現実の消滅と新しいゲームの規則―『完全犯罪』『不可能な交換』
6 9・11と出来事としての思想―『パワー・インフェルノ』『悪の知性』
7 知られざるボードリヤール―写真、美術批評、旅日記…
著者等紹介
塚原史[ツカハラフミ]
1949年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了、1978年パリ第3大学博士課程中退。現在、早稲田大学法学部教授。フランス現代思想・表象文化論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。