目次
第1篇 フォルク、民族、国家、人類(オーストリア‐ハンガリーの民族問題、ヨーロッパの歴史と政治の一断片;民族の起源と概念;民族概念の不確定性;民族の政治的理念―戦争の哲学;ナショナリズムと平和運動;ナショナリズムと社会主義;民族の法理念;民族共同体の絶対性と相対性;世界国家と民族国家;多民族国家内部での諸民族の闘争;われわれの任務)
第2篇 多民族国家(原子論的理解;有機論的理解)
第3篇 民族(民族的理念;民族の法的応急措置:民族的分離;民族の法的応急措置:国家への編入)
第4篇 国家(国内地域政策;現行の管区分割とその欠陥;改革の方法と目的)
第5篇 連邦国家(国家と民族の有機的結合;連邦国家の不十分な代替手段;自己統治の限界;国制改革)
著者等紹介
太田仁樹[オオタヨシキ]
1950年愛知県に生まれる。1973年京都大学経済学部卒業。1980年名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。1985年岡山大学経済学部講師、助教授、教授をへて現在、岡山大学大学院社会文化科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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