目次
第1章 現代の時局での史論の有用性
第2章 我が国の人文諸科学研究の現状
第3章 女帝とは何を指すか
第4章 大和と奈良の朝廷における女天皇の系譜
第5章 天平の聖代における皇都漂流と大仏造立
第6章 陸奥産金の騒動と宇佐八幡の登場―良弁僧正と百済王敬福の役割
第7章 藤原百川の桓武定策の功労―大菩薩の神託と天武王系の断絶
第8章 我が国と中華帝国での修史の差異
終章 南北朝内乱期における君徳・忠誠の観念の混迷
著者等紹介
中野好之[ナカノヨシユキ]
1931年2月東京生まれ。1955年東京大学経済学部卒業。現在著述業。専攻は社会思想、西洋保守主義思想研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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