目次
現代マルクス経済学のフロンティア
1 商品・貨幣と信用(貨幣と認識―労働の同質性をめぐって;主体の二重化(経済学における)
権力と信頼―貨幣と信用の構成要素として)
2 価値と労働・生産(価値の生産と分配をめぐって;労働力の商品化についての再考察―商品としての労働力と労働者の主体性の変容を中心として;商品の使用価値をめぐる利害対抗―特に労働力の使用価値との関連において;マルクス欲望論の可能性―「労働/生産」概念による消費分析)
3 経済主体と制度(市場経済を読み解く方法としてのフロー・ストック・スパイラル―市場・制度の発生・進化モデルの要約表現;「経済人」の行方―新古典派・合理的経済人の批判を通して;当事者行動の制度論的基礎)
4 経済学を超えて(公平の理論;企業と外部―外部性、市場の外部および経済社会の構造の研究;社会システムとイデオロギー―内部社会の形成と解消をめぐって)
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