シュタインの社会と国家―ローレンツ・フォン・シュタインの思想形成過程

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  • サイズ A5判/ページ数 457,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784275004468
  • NDC分類 321.234
  • Cコード C3010

内容説明

社会と国家が複雑に絡み合う現代世界の今後を展望する。―シュタインの著作を細かく解読することに努めると同時に、多くの本邦未公開の文献史料を可能なかぎり参照して、理解の裏づけを試みた。これらの調査・研究をとおして、シュタインが新たに独自に提示した、“社会”の学としての国家学の現代における有効性を問う。

目次

第1部 シュタインの思想形成史(キール大学法学部とシュタイン;シュレスヴィヒ・ホルシュタイン問題;詩人シュトルムとシュレスヴィヒ・ホルシュタイン問題)
第2部 共産主義と社会主義(「共産主義」「社会主義」という言葉;一八四〇年代の共産主義運動;シュタインの社会主義・共産主義観;人格態の概念;労働の概念)
第3部 社会思想史研究(ギゾー―文明論の展開;ルソー―平等原理の発展;カント、フィフテ、ヘーゲル―人格態の自己規定;アリストテレス―国家学の創始者;アダム・スミス―国民経済学と国家学)
第4部 国家学体系へ(社会学としての国家学;今後の展望―国際関係と自治)

著者等紹介

柴田隆行[シバタタカユキ]
1949年生。1977年東洋大学文学部博士課程哲学専攻満期退学。東洋大学社会学部社会文化システム学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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