目次
総論 ロック研究の最近の動向と啓蒙思想家ロック像の変様
第1部 自然法思想と経験哲学(初期ロックの思想形成過程と自然法思想;若きロックの自然法観;認識論的・道徳哲学的発展;経験哲学と自然法―ロック自然法思想の歴史的課題)
第2部 財産論と国家論(ロック財産論と市民革命思想の課題の二重性;ロック財産論の近代性;労働による所有の理論の収奪性;ロック財産論の現状肯定性とロック国家論の権力性)
ロック国家論の歴史的課題とロックにおける視座の変革
補論1 ジョン・ロック研究の動向
補論2 その後の研究動向と自然法学の主題
著者等紹介
田中正司[タナカショウジ]
1924年東京に生まれる。1949年東京商科大学(現、一橋大学)卒業。横浜市立大学名誉教授、経済学博士、一橋大学・神奈川大学元教授。専攻は社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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