内容説明
近年、教育や学校は大きな変革期を迎えている。これまでの通念や常識に依存することなく、自ら考え、構想する力が今まで以上に求められている。社会における大学の位置や役割が変化し、教育(学)をどう教育するかという教える側の問題も浮上している。本書は、そのような状況を鑑みて、学ぶ者の視点や関心や感覚にできるだけ寄り添い、教育に関する学びをサポートすることをめざして編まれた教育学の入門書である。
目次
第1部 基礎編:教育を考える視点(現代教育の課題―「学級崩壊」の背景;カリキュラムと学びの再検討;教育方法の歴史と展望;学校の生活―ヒドゥン・カリキュラムの視点から ほか)
第2部 応用編:コミュニケーションと人間関係(失意の友と語る:Silence‐Talkingの勧め―コミュニケーション論(1)
日本人と英語:なぜ使えない―コミュニケーション論(2)
教育恋愛論
「権威なき」教育の可能性―僕と先生はズレている)
著者等紹介
丸橋唯郎[マルハシタダオ]
早稲田大学大学院文学研究科博士課程を経て、現在、文京学院大学外国語学部助教授
佐藤隆之[サトウタカユキ]
早稲田大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現在、玉川大学教育学部専任講師
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