新版 『経済学批判要綱』の研究 (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 368p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784275003768
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C3030

内容説明

マルクスの『経済学批判要綱』の、一読すると無秩序のように見える記述には、一貫した論理が貫徹していることを、ていねいに分析し、人間と自然のすべてを「効率性の相の下に」開発しようとする「資本の文明化作用」を批判し、資本主義が意図せずして「真実の富としての自由時間」の可能性を生みだしてゆくダイナミズムを解明した名著、ここに「新版」として刊行する。

目次

序章 文明としての資本概念と自由時間
第1章 経済学の方法を問う―「経済学批判・序説」の研究
第2章 貨幣の発生史と歴史把握―「貨幣に関する章」の研究
第3章 資本概念の発生史―「資本に関する章」の研究(1)
第4章 資本の回転=蓄積過程―「資本に関する章」の研究(2)
第5章 資本と利潤―「資本に関する章」の研究(3)
終章 文明としての資本の歴史的使命

著者等紹介

内田弘[ウチダヒロシ]
1939年2月11日群馬県(旧国鉄足尾線相生駅官舎)に生まれる。1942‐46年在満洲(現中国東北部)。1958年栃木県立宇都宮高等学校卒業。1958年横浜国立大学経済学部入学、1962年卒業。在学中、長洲一二ゼミナールと演劇研究部に所属。1962‐75年民間企業と高校に勤務。1975年専修大学経済学部専任講師、1977年同助教授、1983年同教授となり現在にいたる。経済学博士
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