出版社内容情報
【セールスポイント】
空気圧縮技術の基本がよくわかる内容
【発刊の目的と内容】
生産システムの自動化のための重要な技術として空気圧縮技術が昔から利用されている.危険性も少なく取り扱いも容易なことから各方面で利用される.本書は,空気圧に関する初歩的な内容で,空気圧技術を利用した自動化設備や機器を設計するための絶好書である.
【購読対象者】
自動化・メカトロ・制御工学系の学部学生
自動化・メカトロ・制御系の実務設計者
内容説明
本書では空気圧技術の本質、基礎をわかりやすく的確に理解してもらうために豊富な立体図を用いた二色刷りの「絵とき」で解説している。空気圧機器については、原理、構造、使用上の注意について、実務的な立場から具体的に詳細に分かり易いように解説する事に努めた。環境保全の立場から空気圧システムの省エネルギーの具体的進め方について述べた。「実用空気圧回路図集」では、主な空気圧機器の回路図を記載して実務上のガイドとしている。また、巻末には空気圧関係のJIS規格、工業会規格、SI単位の換算表、空気圧機器の保護等を載せて実務に役立つように配慮した。
目次
空気圧機器の構成をみる
空気圧の利用をみる
空気圧機器の機能と原理を探る
空気圧の基本を学ぼう
空気圧シリンダの力学を学ぼう
実用空気圧回路図集
空気圧関係JIS及び日本フルードパワー工業会規格
SI単位への換算
空気圧機器の保護
著者等紹介
中西康二[ナカニシコウジ]
昭和39年横浜国立大学工学部機械工学科卒業。昭和52年技術士(機械部門)。平成7年CMfgE(Certified Manufacturing Engineer of SOCIETY OF MANUFACTURING ENGINEERS)。現在黒田精工(株)技術顧問(元取締役開発センター部長)。(社)日本油空圧学会評議員、(社)日本フルードパワー工業会標準化委員会副委員長、ISO TC131日本代表(エキスパート)、(社)精密工学会産学協議会幹事、東京設計管理研究会幹事等。主著書に『絵とき空気圧技術実務マニュアル』、『だれにもわかる空気圧回路図入門』、『だれにもわかるメカトロの空・油圧・PC制御読本(共著)』(オーム社刊)、『CIMからIMSへ』、『FAと産業用ロボット』(産業図書刊)
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