出版社内容情報
【セールスポイント】
情報化社会の建築物の「接地」を,システムとしてとらえ等電位ボンディング,EMCにも言及!!
【発刊の目的と内容】
「接地」は電力技術,情報通信技術の分野で重要な役割を担っており,誰もが接地の大切さを認識している.先端技術のようには華やかはなく,いわば「縁の下の力持ち」あるいは歌舞伎の「黒子」のようなものである.
本書はこの「接地」を,単に技術としてばかりでなく,システムとしてとらえていることが,大きな特長である.当然,接地の基本である保安用接地,機能用接地,外部雷保護はもとより,高度情報化時代には欠かせない接地システムの構築,等電位ボンディングシステムの構築,さらにはEMCまでを解説している.
【購読対象者】
電気設備の設計・施工・管理技術者並びに情報・通信設備の関係者
内容説明
接地研究の第一人者が解き明かす!高度情報化時代の「接地システム」。統合接地、EMC、等電位ボンディングからIEC規格まで。
目次
第1章 多様化する接地技術
第2章 接地システムに関する基準・規格
第3章 統合接地システム
第4章 雷保護
第5章 EMC
第6章 等電位ボンディング
第7章 3Pコンセントシステム
第8章 IEC規格
著者等紹介
高橋健彦[タカハシタケヒコ]
東京電機大学卒業(1970年)、千葉大学工学部電気工学科勤務の後、現在、関東学院大学工学部建築設備工学科教授。接地の多層理論の研究で、東京大学より博士号を授与される。(社)電気設備学会理事、IEC-TC64(建築電気設備)国内委員会委員長、(社)電気学会の接地に関する調査専門委員会(1994年、1997年、1999年)の委員長を歴任。第34回渋沢賞。第1回電気設備学会論文賞。第38回オーム技術賞。第6回電気設備学会著作賞を受賞。主な著書に、図解 接地技術入門(オーム社、1986年12月刊)。図解 接地設計入門(オーム社、1990年9月刊)。建築電気設備工学(オーム社、2000年10月刊)がある
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感想・レビュー
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