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出版社内容情報
新エネルギー大量導入時代における太陽光・風力発電システムと系統への連系技術を解説!
太陽光発電や風力発電等の分散形電源が系統に連系されるケースが急増しています.発電された交流若しくは直流の電力は,パワーコンデショナなど電力変換設備を通して低圧・高圧配電線につながれて運用されています.本書は,太陽光や風力を利用した発電システムの技術と,商用電力系統にどのように連系しなければならないのか,連系装置や保護リレー技術も含めて技術解説したもので、「系統連系規程」の改正内容(FRT要件等)を織り込んで改訂2版とするものです。
第1章 新エネルギー利用発電の普及とその背景
1.地球温暖化対策と新エネルギー
2.日本・世界の新エネルギーの普及状況
第2章 新エネルギーを利用した発電システム
1.太陽光発電システム
1-1 太陽電池の原理
1-2 太陽電池の種類
1-3 太陽電池の特性
1-4 MPPT制御
1-5 連系形システムと逆潮流の有無
1-6 太陽光発電システムの基本構成
1-7 太陽電池アレイと接続箱
1-8 パワーコンディショナ
1-9 局限化リレー
2.風力発電システム
2-1 風力発電の原理
2-2 風力発電システムの基本構成
2-3 風力エネルギーと可変速制御及びパワーカーブ
2-4 風力発電システムの種類と特徴
2-5 風力発電システムの発電原理
第3章 新エネルギーと系統連系技術
1.新エネルギー発電システムと系統連系
2.系統連系ガイドラインの整備状況
3.系統連系される発電システムの種類
4.系統連系に係わる基本事項
4-1 連系の区分
4-2 系統連系と単独運転防止
4-3 電気方式
4-4 力 率
4-5 電圧変動
4-6 高調波
5.低圧配電線との連系
5-1 基本的な考え方
5-2 必要な保護リレーの種類と役割
5-3 単独運転防止
5-4 保護装置の構成例
6.高圧配電線との連系
6-1 基本的な考え方
6-2 必要な保護リレーの種類と役割
6-3 単独運転防止
6-4 再閉路時の事故防止
6-5 短絡事故保護に対する留意点(限流リアクトルの設置など)
6-6 保護装置構成例
7.事故時運転継続(FRT)
7-1 FRT要件の整備状況
7-2 FRT要件の詳細
第4章 発電設備設置に係わる法令と諸手続き
1.発電設備に係わる法令の概要
1-1 電気事業法と関連する政令・省令
2.発電設備設置に関する諸手続きの概要
内容説明
太陽光や風力など新エネルギーを利用した発電システムと、商用電力系統に連系するために必要な基本技術および保護リレー技術も含めて、発電システムと系統連系の両面から解説。
目次
第1章 新エネルギー利用発電の普及とその背景(地球温暖化対策と新エネルギー;日本・世界の新エネルギーの普及状況)
第2章 新エネルギーを利用した発電システム(太陽光発電システム;風力発電システム)
第3章 新エネルギーと系統連系技術(新エネルギー発電システムと系統連系;系統連系ガイドラインの整備状況;系統連系される発電システムの種類;系統連系に係わる基本事項;低圧配電線との連系;高圧配電線との連系;事故時運転継続(FRT))
第4章 発電設備設置に係わる法令と諸手続き(発電設備に係わる法令の概要;発電設備設置に関する諸手続きの概要)
著者等紹介
甲斐隆章[カイタカアキ]
1978年東京工業大学大学院修士課程修了。株式会社明電舎入社。保護継電技術・系統連系技術・風力発電などに関する業務に従事。2006年小山工業高等専門学校電気電子創造工学科教授。工学博士(東京工業大学)、技術士(電気・電子部門)、電気学会上級会員。電気科学技術奨励賞、電気学会進歩賞、電気学会論文賞を受賞
藤本敏朗[フジモトトシアキ]
1977年早稲田大学理工学部電気工学科卒業。株式会社明電舎入社。以来、電力系統用保護制御装置の開発、製品企画に従事。技術士(電気・電子部門)、電気学会上席会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Nobu A
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