• ポイントキャンペーン

太陽光・風力発電と系統連系技術 (改訂2版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 185p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274505423
  • NDC分類 543.7
  • Cコード C3054

出版社内容情報

新エネルギー大量導入時代における太陽光・風力発電システムと系統への連系技術を解説!
 太陽光発電や風力発電等の分散形電源が系統に連系されるケースが急増しています.発電された交流若しくは直流の電力は,パワーコンデショナなど電力変換設備を通して低圧・高圧配電線につながれて運用されています.本書は,太陽光や風力を利用した発電システムの技術と,商用電力系統にどのように連系しなければならないのか,連系装置や保護リレー技術も含めて技術解説したもので、「系統連系規程」の改正内容(FRT要件等)を織り込んで改訂2版とするものです。

第1章 新エネルギー利用発電の普及とその背景
 1.地球温暖化対策と新エネルギー
 2.日本・世界の新エネルギーの普及状況

第2章 新エネルギーを利用した発電システム
 1.太陽光発電システム
  1-1 太陽電池の原理
 1-2 太陽電池の種類
 1-3 太陽電池の特性
  1-4 MPPT制御
 1-5 連系形システムと逆潮流の有無
 1-6 太陽光発電システムの基本構成
  1-7 太陽電池アレイと接続箱
 1-8 パワーコンディショナ
  1-9 局限化リレー
2.風力発電システム
  2-1 風力発電の原理
 2-2 風力発電システムの基本構成
2-3 風力エネルギーと可変速制御及びパワーカーブ
 2-4 風力発電システムの種類と特徴
 2-5 風力発電システムの発電原理

第3章 新エネルギーと系統連系技術
 1.新エネルギー発電システムと系統連系
 2.系統連系ガイドラインの整備状況
 3.系統連系される発電システムの種類
 4.系統連系に係わる基本事項
  4-1 連系の区分
  4-2 系統連系と単独運転防止
  4-3 電気方式
  4-4 力 率
  4-5 電圧変動
  4-6 高調波
 5.低圧配電線との連系
  5-1 基本的な考え方
  5-2 必要な保護リレーの種類と役割
  5-3 単独運転防止
5-4 保護装置の構成例
 6.高圧配電線との連系
  6-1 基本的な考え方
  6-2 必要な保護リレーの種類と役割
6-3 単独運転防止
6-4 再閉路時の事故防止
6-5 短絡事故保護に対する留意点(限流リアクトルの設置など)
  6-6 保護装置構成例
 7.事故時運転継続(FRT)
  7-1 FRT要件の整備状況
  7-2 FRT要件の詳細

第4章 発電設備設置に係わる法令と諸手続き
 1.発電設備に係わる法令の概要
  1-1 電気事業法と関連する政令・省令
 2.発電設備設置に関する諸手続きの概要

内容説明

太陽光や風力など新エネルギーを利用した発電システムと、商用電力系統に連系するために必要な基本技術および保護リレー技術も含めて、発電システムと系統連系の両面から解説。

目次

第1章 新エネルギー利用発電の普及とその背景(地球温暖化対策と新エネルギー;日本・世界の新エネルギーの普及状況)
第2章 新エネルギーを利用した発電システム(太陽光発電システム;風力発電システム)
第3章 新エネルギーと系統連系技術(新エネルギー発電システムと系統連系;系統連系ガイドラインの整備状況;系統連系される発電システムの種類;系統連系に係わる基本事項;低圧配電線との連系;高圧配電線との連系;事故時運転継続(FRT))
第4章 発電設備設置に係わる法令と諸手続き(発電設備に係わる法令の概要;発電設備設置に関する諸手続きの概要)

著者等紹介

甲斐隆章[カイタカアキ]
1978年東京工業大学大学院修士課程修了。株式会社明電舎入社。保護継電技術・系統連系技術・風力発電などに関する業務に従事。2006年小山工業高等専門学校電気電子創造工学科教授。工学博士(東京工業大学)、技術士(電気・電子部門)、電気学会上級会員。電気科学技術奨励賞、電気学会進歩賞、電気学会論文賞を受賞

藤本敏朗[フジモトトシアキ]
1977年早稲田大学理工学部電気工学科卒業。株式会社明電舎入社。以来、電力系統用保護制御装置の開発、製品企画に従事。技術士(電気・電子部門)、電気学会上席会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

5
株式会社明電舎の技術者(一人は後大学教授)が執筆した共著。14年第2版。興味があるのは風力発電。しかし、太陽光との比較で理解促進は期待していなかっただけに嬉しく思う。第1章は世界の再生エネルギーの普及状況だが、当然データが古過ぎる為「以前はそうだったんだ」と参考程度。恐らく技術者向けなので総体的に難解だが、第2章の太陽光と風力発電の発電システムに関する記述が一番興味深い。第3章の系統連系技術と第4章の法令に関するトピックは難し過ぎて興味半減。後半パラパラ読み読了。2024/01/18

1
いまいち。簡略化して書いてくれるのは助かるが、かえって分かりにくくなっている。もう少し数式を用いて表現してほしいが、技術者向けと考えればこれでいいのかもしれない。2017/09/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9751835
  • ご注意事項

最近チェックした商品